『日本近代洋画の巨匠 金山平三と同時代の画家たち』感想
いつから更新していないかわからない。
学生時代からわかりきっていたことだけれども、どうも労働というものに向いていないみたいで、職を転々としている。周りに恵まれたことと真面目に仕事をするタイプであることが功を奏して、今のところ ウルトラ縁故パワーゴリ押し転職 でなんとか食いっぱぐれずに生きている。感謝。
と、いうことはさておき、先日、兵庫県立美術館の『日本近代洋画の巨匠 金山平三と同時代の画家たち』に行ってきたのでちょっとだけ感想を残しておこうと思う。
↓これですね。
「金山平三って誰ぞ??画数少なくてうらやましいな??」っていう完全に事前知識のない状態で行ったんだが、全く問題なく楽しめた。
全体として、「この人、普通の陽気なおっちゃんだったんだなあ」という印象。
ほら、画家のHistory見ると大抵病んでる時期あるでしょ。病みに病んで自分の耳を切り落とすような人もいますし…。
それに比べて金山平三は、ワイワイみんなと旅行に行って、ちょけたポーズで写真撮って、真面目に準備して作品仕上げて、歳をとるごとに深みのある作品を描いて、ほんとその辺にいるおっちゃんみたいだった。突飛な人物でなくても、面白い絵画作品を生み出せるんだなという当たり前の発見が新鮮。
また、金山平三は明治神宮の聖徳記念絵画館の壁画の一枚を担当したのだという。聖徳記念絵画館については初耳だったのだが、明治天皇の生涯の功績(としておく)を年代順に80枚の壁画で描いているらしく、一枚一枚それぞれ著名な画家が担当する大作のようだ。一般に公開されているとのことなので、今度観に行ってみようかな。
■いちばん気に入った作品
金山平三のお友達の作品。
洋画っぽい構図とモチーフなのに、細部はすべて日本っていう面白さ。
Tommy heavenly6とその周辺、めっちゃよくね?という話 in 2022
最近、ツナマヨさん(※)の影響でaikoやらJUDY AND MARYやらを聴くようになった。すると、サブスクのおすすめに出てくる曲がほとんどすべて90年代~00年代の曲になってしまった。
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