太田あさひの日誌

旧・中西香菜さんがおすすめの映画をひたすら観るブログ。アンジュルムの中西香菜さんがおすすめする映画の感想だけでなく、旅行や考えごとについて書き残す。

『キック・アス ジャスティス・フォーエバー(字幕版)』ネタバレ感想

2019年7月9日に紹介されていたのは、キック・アス ジャスティス・フォーエバー』(2014)

 

タイトルの【キック・アス】はニューヨークの女の子が主人公だからなんだか野中美希ちゃんが思い浮かびました♡
 
 
 
あとは紫だからかな!
 
 
 
野中ちゃんのメンバーカラーは紫なので!♡
 
 
 
正義感が強いところも野中ちゃんっぽい!
 
 
 
 
ただ、野中ちゃんはお上品ですよ!!!
 
 
 
 
キック・アスはおばかな楽しいアクション映画なのでスカッとします🎈🎈

アクション映画か。あやしい。中西香菜さんは人がバンバン死んだり血しぶきが上がったりする映画も「楽しい」とか「面白い」とか思える人間である。念のために断っておくが、これは悪口ではない。わたしは中西香菜さんが大好きだ。しかし、わたしにはグロ耐性がないので、中西香菜さんが紹介してくれる映画を観て2度も痛い目にあった。用心するに越したことはない。「観たくないならば観なければいいじゃないか」と思うかもしれないが、観たくないわけではない。むしろ観たい。推しが時間をかけて書いてくれたブログで紹介された映画を観たくないオタクなどいないだろう。しかも、このブログは中西香菜さんが紹介した映画をすべて観て感想記事をUPするためのブログなので、なおさら観ないわけにはいかない。せめてもの抵抗として腹筋に力を入れながら観ることにする。

 

やはり、中西香菜さんはわたしの数十倍のグロ耐性がある。人が死にすぎて、というか、痛そうすぎて、「おばかな楽しいアクション映画」として楽しめない。つらい。マザー・ロシア強すぎ。

最後にクリスがサメに喰われるシーンで『海底47m』の恐ろしさを思い出し、思わず唇を強く掴んでしまった。同じような思いをしてつらかった人は、エンドロール後まで観ることをオススメする。ちょっとだけ微笑ましくなった。

ここまでネガティブな感想しか書いていないが、「おばか」映画ながら、しっかりテーマもあったと思う。それは、正義とは何か、ということだ。正義は、時に利己的である。ヒーロー活動をしていたが為に悪党の怒りを買って父を殺されたデイヴと、ヒーロー活動を辞めて「普通」の女の子になろうと努力するミンディの対比を…描きたかったのかもしれないけれど、描き切れていない(あちゃー)。しかし、ラストシーンのモノローグ「現実にはヒーローなんて存在しない。でも、この世にはヒーローが必要なんだ」と共に、マスクを外した「ヒーロー」の姿が描かれているのは、ちょっとグッときた。ちょっとだけ。

というか、いくら「タイトルの【キック・アス】はニューヨークの女の子が主人公だから」と言っても、野中美希さんに掛けてこの映画を紹介する中西香菜さん、やばいよ(笑)かなり野蛮な映画だったよ! そういうとこ大好き! 「メンバーカラーが紫」とか「正義感が強いところも野中ちゃんっぽい」とかこじつけでしょ!(笑)本当に好き! そして、この中西香菜さん、さりげなく鋭いのが、ヒットガール こと ミンディが「主人公」だと言い切っているところ。一見、デイヴが主人公のように見えるが、ラストシーンの「私のファーストキス。笑ったらぶっ殺す」で、ミンディが全てを持っていく。ヒーローが「普通」の女の子に「なる」のでも、「普通」の女の子を「諦めて」ヒーローになるのでもない。「普通」の女の子が、ヒーローなのだ。いいよね。こういうの好き。中西香菜さんの見方、好き。

とはいえ、『海底47m』のときもそうだったけれど、こういう映画は興奮で文字を打つ指が止まらなくなる。結局、楽しんでるやんかーい!